2016年7月21日 「江川英龍と反射炉」橋本敬之氏講演

講演内容

2016年7月21日に橋本敬之氏による講演「江川英龍と反射炉」が行われました。

講演では、国防のための高い見識からの韮山反射炉、お台場の建設、英龍を生んだ江川家の家風と家族愛、母より受けた「忍」と花押が示す「興」の生き方、政治家としての先見の明、絵画に見る芸術の才能と科学者としての目、人々を見守る英龍の優しいまなざし等、具体的なエピソードと資料で、郷土の偉人英龍の生き方を語ってくださり、暑い中にもかかわらず、生徒は関心をもって聞き入っていました。

最後に生徒会長の長友さんが「本日は私たちのために、このような講演を開いてくださりありがとうございました。地元、郷土について知るためということで韮山反射炉と江川英龍公についてのお話をお聞きしました。私は江川公のように様々な事に興味をもち、今しかできないこと、自分にしかできないことに挑戦していきたいと思います。また自分たちが住んでいる地域に世界遺産があることを誇りに思い、私たち大仁中生も地域に貢献していきたいです。」とお礼の言葉を述べました。

講師プロフィール

橋本敬之氏

1952年生。静岡大学人文学部卒。義務教育諸学校、静岡県教育委員会に勤務の傍ら、静岡県史をはじめ自治体史編纂のための調査、執筆を行う。文化財・自然環境保護のためNPO法人伊豆学研究会を立ち上げ、文化財や地域に残る文化を使ったまちづくりに貢献している。