「太鼓になりたい!」和太鼓奏者・はせみきた氏による特別講演

「太鼓になりたい!」講演概要

講師: はせみきた氏(和太鼓奏者)

開催場所:

  • 長岡中学校: 令和5年10月31日(火)
  • 大仁中学校: 令和5年12月5日(火)

講師紹介

静岡県立沼津東高等学校出身。

幼少期より「黄瀬川太鼓育成保存会(沼津市)」にて和太鼓に触れ、静岡大学教育学部に進学後、在学中にサークル「龍韻太鼓」を創立。2000年よりプロ演奏家としての本格的な活動を開始。

太鼓ソリストの第一人者・林英哲氏に師事。師の作品創作に関わりながら、国内外の大舞台に立ち、表現者としての研鑽を積む。

現在はソロ奏者として、日本独持の様式美や精神性に基づいた奏法・演出にこだわり、現代人の琴線に触れる音楽・舞台作品の創作/上演に取り組んでいる。

講演内容

幼少期より太鼓に親しまれ、現在プロの和太鼓奏者として活動されている先生から、和太鼓とのかかわり、プロの奏者としての歩みなどについて、和太鼓の力強い演奏を交えながら、お話していただきました。

また、プロの演奏家になるまでにご自身が経験した努力や挫折、夢を叶えるために心がけたことなどを詳しくお話いただき、これから自分の未来を切り拓いていくために必要な、大切なメッセージを伝えていただきました。

「“天才”にはなれなくても、“練才(練習の天才)”には誰もがなれる!」

生徒の感想(抜粋)

はせみきた氏の情熱あふれる講演は、生徒たちの心に深い感動と学びを与えました。生徒たちは、将来に向けて新たな希望を抱き、夢に向かって努力することの大切さを改めて認識しました。

  • 一人の演奏で、とても迫力のある音楽を生み出しているのが本当にかっこ良いと思いました。一つ一つの音楽から壮大な風景が想像できました。
  • 太鼓の歴史について知れたのと、演奏を聞いて和太鼓についてとても興味がわきました。
  • 演奏が始まる前のはせさんの呼吸が、会場を迫力で包みました。叩く場所、強さ、速さ、が異なり、演奏が終わったあとに息が切れていたので体力が必要なものなんだと初めて知りました。筋肉がすごくて努力の証なんだなと思いました。
  • 自分の好きなことを職にできるってすごいなと感じました。先生が生き生きしているように見えました。演奏に鳥肌がたちました。
  • 自分の好きなことは、将来に大きな転機を与えることもあって、私も周りの小さいところにも自分が将来につながることがあるもかもしれないので、今からでも探してみようと思いました。
  • 私も自分の中で一生続けるようなことを見つけたいなと思いました。また、子供の頃から触れ合っていなくても、はせ 先生のような自分を出せる場所を作りたいなとも思いました。
  • 日本の伝統的なものに触れて、今はパソコンや機械を使った仕事に付く人が増えているけれどそういった文化や伝統を守っていく仕事もあるのだなと感じ、将来の幅が広がったように感じました。
  • 今はまだ将来の夢が具体的に決まっていませんが、将来のことについて考えるきっかけになりました。自分が1番やりがいを感じることのできる仕事につきたいと思いました。そのやりがいを感じるものは今はまだわかりませんが、色々なことに進んで挑戦してたくさん経験していきたいと思います。
  • 自分はまだしっかりとした夢やなりたいものなどがないけれど、今日の演奏を聞いて、練習を積み重ねることや今も続けていることがすごいと思いました。私も頑張れることを見つけて、すごい、すごくない、などではなく、自分の中での目標に達成できるようにしたいと思いました。興味も湧いたし、もっと興味を持てるように頑張りたいと思います。
  • すごく興味がわきました。自分が楽しい、運命だと思えるものをこれから見つけていくのが楽しみだなと思いました。辛いことがあっても、『練才』という言葉を思い出して頑張っていきたいなと思いました。
  • 練才という言葉が、とても印象に残り、自分の将来に活かしていきたいと思った。
  • 自分が夢に向かって努力や工夫することで将来が変わるし天才だとしても天才でなくても努力次第では天才になれるんだなと思いました。
  • 太鼓だけでオーケストラなどのように情景・感情など色々なことを表現できるのだと思った。叩く場所やバチの振り方で豊かな表現ができるのだと思った。
  • 将来の夢は決まっていないが、はせ先生の話を聞いて、日頃から興味がわきそうなものを探せばきっと出会いがあると信じて過ごしていきたいと思いました。
  • 自分も一つのことをつきつめていける探求心をしっかり伸ばせるようにしたい。周りの人への感謝が大切という言葉がいいなと感じた。

生徒感想のテキストマイニング

長岡中学校

大仁中学校

※生徒の感想文から、生徒が感じた感情や印象に残ったワードを可視化しました。