「夢を持つために大切なこと」東京五輪日本代表・山口浩勢氏による特別講演

「夢を持つために大切なこと」講演概要

講師: 山口浩勢氏(東京オリンピック日本代表)
令和5年11月27日(月)
開催場所: 韮山体育館

講師紹介

愛知県立惟信高等学校在学中に陸上競技(3000m障害)に人生の道を見つけ、城西大学卒業後、世界選手権やアジア選手権等実績を積み続け、2020年東京五オリンピック3000m障害に代表出場。

18年という競技人生を続け、今年度4月に加藤学園高等学校の教職員となり指導者に転身し活躍の場を変えて陸上競技に関わり続けている。

愛知県出身。函南町在住。

現在 加藤学園高等学校職員(指導者へ転身)

代表歴
2010年U20世界選手権3000m障害12位
2017年アジア選手権3000m障害5位
世界クロスカントリー選手権シニア代表
2018年アジア大会3000m障害9位
アジアクロスカントリー選手権シニア団体 銀メダル
2019年世界クロスカントリー選手権シニア代表
アジア選手権3000m障害6位
2021年東京五輪3000m障害日本代表
2022年オレゴン世界陸上3000m障害日本代表

講演内容

長い競技人生と現在は指導者という立場で陸上競技に関わり続けている山口氏から、進路の実現・夢に向かって努力することの大切さ、夢を持つことの大切さを語っていただきました。

小さなきっかけから人生を掛けるほどになった陸上への熱意、壁にぶつかったことや乗り越えた方法、自身の人生に関わってくれた人への感謝の気持ちなどを具体的な体験談とともにお話していただきました。

選手生活を終えた後、指導者に転身した「セカンドキャリア」のお話も伺うことができ、進路を考える生徒にとって大変参考になるお話でした。

生徒の感想(抜粋)

山口浩勢氏の講演は、生徒にとって夢を持つことの大切さ、努力することの大切さを改めて考える貴重な機会となりました。生徒たちは、山口氏の言葉に深く感銘を受け、自身の将来について真剣に考えるきっかけを得たようです。

生徒たちが将来、それぞれの夢に向かって大きく羽ばたいていくことを期待しています。

将来の夢は決まっているけど、山口先生のように本気で夢に向かって頑張っていなかったのかもしれません。講演会のおかげでどのくらい頑張らないといけないのかがとても勉強になりました。

長年の努力や諦めない気持ちが結果につながると感じた。頑張りたいという気持ちや親への感謝が、スポーツ人生で大事なことと知れてよかった。

オリンピックに出られるくらい夢中になれるものに私も出会いたいと思った。

たくさんの苦労がありながらも自分に夢に向かって一生懸命努力したということが、自分の道を信じて進むことの大事さやすごさを感じた。

競技人生が終わっても指導者という立場で陸上に関わり続けていることを知り、努力していると感じた。

将来は今からの行動が大事だと思いました。たくさんの努力をして今があるんだなとおもった。進路に向けて今自分にできることをしたいと思った。

叱ってくれる友達を身近に作るという言葉に驚きました。

将来のことを真剣に考えたことがなかったけど、自分の夢を見つけてみたいと思った。

努力することってめんどくさいと思っていたし、0.1秒の違いも理解できなかったけど、先生の話を聞いて、こだわってこそ壁を乗り越えられるのかなと思いました。

研究者という夢がありますが、道は一つではないのでいろいろな側面から見てみることが大切だと思いました。

自分で決めたことに責任を持つという言葉が胸に響きました。

自分の選択に責任を持つということが来年の高校を選ぶとき必要だと思った。自分は大会で納得いく結果が出せない時環境のせいにしていたため、これからは自分の過去を振り返って反省したい。

先生みたいに本気で心から夢中になれることを見つけたいと思いました。また、思うように結果が出なくてもこつこつと続けていれば、大きな夢がかなうこともあることがわかりました。

今は夢を持っていませんが、これから少しずつでもいいから夢を見つけて、それを叶えるために努力をしたいと思いました。

すぐに結果が出せなくても努力し続ける姿を見てすごいと思った。将来の夢があるけど怠けてしまうことが多かった。先生の話を聞いて自分も夢に向かって最大限の努力をしたいです。

講演で聞いた「感情をフラットにする」を自分にもあてはめ、本番や試合などで緊張した時こそ感情をフラットにして自分を最大限に表現したいです。

将来の夢は決まっていないけれど、いつか自分も夢中になれる夢に出会えると思うとワクワクします。

夢に向かって努力すればいつか必ず達成できることや、努力をすることは大切だとわかりました。応援してくれる人も大切だが、自分を注意してくれる人も大切にすることを学びました。

生徒感想のテキストマイニング

※生徒の感想文から、生徒が感じた感情や印象に残ったワードを可視化しました